特定非営利活動法人 東京レインボープライド(共同代表理事:杉山文野、山田なつみ、以下TRP)は、2022年4月22日(金)〜6月26日(日)に開催された、LGBTQ関連イベント「東京レインボープライド 2022(以下TRP2022)」について、無事終了したことをお知らせします。

4月には、3年ぶりとなる代々木公園での「プライドパレード&プライドフェスティバル」をリアルで実施。また、世界的に開催される6月のプライドマンスに合わせて、「プライドカンファレンス」と「プライドトークライブ」を開催しました。


6月3日(金)に開催した「プライドカンファレンス」では、「プライドパレード&プライドフェスティバル」での「繋がり」から見えてきた「LGBTQを取り巻く課題」に焦点を当て、TRP初の試みとなる「プライドカンファレンス」を開催しました。TRP2022 スポンサー企業の担当者(人事・広報・CSR・ダイバーシティ&インクルージョンなど)を対象に、「当事者の声を聴く」をテーマとし、LGBTQ当事者や企業のダイバーシティ施策立案担当者や、海外の状況、ジェンダーとセクシュアリティについての課題などさまざまな視点から講演を開催しました。

6月25日(土)、6月26日(日)「プライドトークライブ」は、プライドマンスの最終週に開催された「プライドトークライブ」では、2日間にわたり「LGBTQを取り巻く課題」に関するさまざまなトークライブを、オンライン(YouTube・Twitter)にて配信しました。

 

<共同代表理事 杉山文野、山田なつみからのメッセージ>
6月25日・26日2日間にわたってオンライン配信された「プライドトークライブ」をもって、「東京レインボープライド2022」のすべてのイベントが無事に終了しました。3年ぶりに代々木公園にて開催した「プライドパレード&プライドフェスティバル」では、入場規制をしながらもたくさんの方々にご来場いただき、笑顔が溢れる場となりました。

また、6月のプライドマンスは、TRPとしても初めての企画を試み、企業を対象とした「プライドカンファレンス」の実施や、居住地にとらわれず誰もが気軽に参加できる「プライドトークライブ」を実施しました。

LGBTQ当事者のリアルな声によりフォーカスを当て発信したことで、当事者のエンパワメントだけでなく「わかったつもりでいたが全然わかっていなかった」「たくさんの気づきがあった」など、アライの方々からも多くの反響をいただきました。

TRP2022のテーマに「繋がる、見える、変わる」を掲げたとおり、代々木の会場とオンラインの両方で、皆様とさまざまな形で繋がったからこそ見えてきた課題を、これからもしっかりと具体的な解決に繋げ、よりよい社会へと変えていきたいと考えています。

先が予測できない状況下での企画、準備にはさまざまな困難がありました。至らない点も多々あったかと思いますが、それでも無事にすべての企画を終えられたのは、本イベントに携わってくださった皆様のご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。

今後も皆様とともに、誰もが自分らしくHappy!に暮らせる社会の実現を目指して、邁進してまいります。
これからもぜひ応援のほどよろしくお願いします! Happy Pride!


 

<全日程参加者数>

■4月「プライドパレード&プライドフェスティバル」参加者数
・プライドパレード参加者 2,000人/梯団数8
・プライドフェスティバルのべ動員数 66,949人
(内訳:4月22日(金)5,012人/4月23日(土)28,543人/4月24日(日)33,394人)

■6月「プライドトークライブ」参加者数
・プライドトークライブ 両日 総視聴者数  1,431,688人
・プライドトークライブ 6月25日(土) 総視聴者数 695,379人
・プライドトークライブ 6月26日(日) 総視聴者数 736,309人
 (※TwitterとYouTubeの視聴数の合計)

プライドマンスの詳しいイベントレポートはこちらからご覧ください。
4月のプライドパレード&プライドフェスティバルの詳しいレポートはこちらからご覧ください