高砂熱学工業株式会社
Takasago Thermal Engineering Co .,Ltd
わたしたち高砂熱学は、性的マイノリティ(LGBTQ+)に対する差別やハラスメントを重大な人権侵害と捉えています。性的指向や性自認(SOGI)にかかわりなく、お互いの多様性を認めて尊重し合う企業文化を醸成するとともに、その能力を最大限に発揮できる職場環境を整備する取り組みを企業の社会的責任であると認識し、ダイバーシティ,エクイティ&インクルージョンの一環として継続的に取り組みを進めております。当社の取り組みのいくつかをご紹介します。
PRIDE指標 Silver認定取得
「PRIDE指標」とは、一般社団法人「work with Pride」が策定した日本初の職場におけるLGBTQ+などのセクシャル・マイノリティへの取り組みに関する評価指標です。当社は、「PRIDE指標2023」においてシルバー認定を取得しました。引き続き、ゴールド認定を目指し取り組んで参ります。
婚姻の平等(同性婚の法制化)への賛同
わたしたち高砂熱学は、個々の社員や社会を構成する一人一人を大切に考えております。
婚姻の平等は、個人の生き方を本当の意味で尊重する社会であることを示す象徴的なメッセージとなるものであり、
すべての人が自分らしく生きられる社会を実現するため、婚姻の平等(同性婚の法制化)を実現するための「Business for Marriage Equality」に賛同しています。
Allyステッカー&PC用壁紙 全社員配布
性的マイノリティであるLGBTQ+の方々を支援し、Ally(LGBTQ+の支援者)を増やすため、Allyステッカーを全社員に配布すると共に、パソコン用壁紙として使用できるようデータを配信しました。LGBTQ+の方々への理解を促進し、差別をなくす働きかけに共感・賛同する多くの社員がこのステッカーを使用しております。
LGBTQ+ 理解促進研修の実施
2022年12月には、社員を採用する、またはLGBTQ+の方々からカミングアウトを受ける機会が想定される人事部門、管理部門を対象にして、認定特定非営利活動法人ReBit様を講師に招き、LGBTQ+の理解促進やカミングアウトを受けた時の対応方法を学ぶ研修を実施いたしました。
本研修では、セクシュアリティの4要素(性自認、生物学的性、性的指向、性表現)やSOGIハラについての基礎知識を学び、『全ての人の性のあり方を「人権」としてどう尊重するか』を大きなテーマとし、職場の内外両面でLGBTQ+の理解促進に取り組む重要性を学びました。
また、2023年7月には対象者を全社員に広げ、トランスジェンダー活動家として最前線で活躍されている杉山文野さんを講師にお迎えし、LGBTQと企業~職場でのダイバーシティを考える~研修を実施しました。
当日は、前半にLGBTQの基礎知識、当事者としての杉山さんの体験談、LGBTQを取り巻く法制度について、後半には個人・企業が受容していくための適切な対応や支援についてご講演いただきました。研修は対面とリモートのハイブリット方式で行われ、後日配信視聴含め合わせて400名以上の社員が研修を受講しました。